auと契約するには、法人契約か個人契約のいずれかを選ぶことになります。それぞれを比較すると、料金やプランは同じものを用意しており、割引サービスやオプションを受けることもできます。
法人契約と個人契約について、どのような違いがあるのか、また、いくつかの条件で比較をしながら、どちらがお得なのか確認してみたいと思います。
auの法人契約と個人契約の料金比較
auのプランは、スマホ、携帯電話に該当する機器に応じて選ぶことになりますが、法人契約と個人契約で共通となっています。
スマホ専用プラン
新auピタットプランN
<基本料金>
3,150円/月(~1GB)
4,650円/月(1GB超~4GB)
6,150円/月(4GB超~7GB)
<音声サービス>
20円/30秒で従量課金が発生します。
<データ通信サービス>
0~7GB(段階的に基本料金が上がっていきます)
auフラットプラン20N
<基本料金>
6,170円/月(シンプル)
7,670円/月(スーパーカケホ)
8,670円/月(カケホ)
<音声サービス>
(シンプル)
国内20円/30秒で従量課金が発生します。
(スーパーカケホ)
国内1回5分まで無料
5分超過分において20円/30秒で従量課金が発生します。
(カケホ)
国内24時間無料
<データ通信サービス>
20GB
auデータMAXプランPro
<基本料金>
9,150円/月
<音声サービス>
20円/30秒で従量課金が発生します。
<データ通信サービス>
上限なし
携帯電話専用プラン
スーパーカケホ(ケータイ)
<基本料金>
2,700円/月
<音声サービス>
国内1回5分まで無料
5分超過分において20円/30秒で従量課金が発生します。
<データ通信サービス>
追加申込として300円/月でインターネット接続サービス(LTE NET)がつきます。
0G~2.5GBについて0円~4,200円で従量課金が発生します。
カケホ(ケータイ)
<基本料金>
3,700円/月
<音声サービス>
国内24時間無料
<データ通信サービス>
追加申込として300円/月でインターネット接続サービス(LTE NET)がつきます。
0G~2.5GBについて0円~4,200円で従量課金が発生します。
詳細につきましては、こちらの記事をご参照ください。
(参考:auの法人契約のプランと料金)
auの法人契約と個人契約のオプション比較
法人契約と個人契約のオプションや割引サービスですが、共通のものもあれば、それぞれに特有なものも存在します。
共通のサービス
通話定額ライト
1回5分以内の国内通話が24時間かけ放題となります。
1回の通話が5分を超えた場合、5分超過分につき、20円/30秒の通話料が別途かかります。
700円/月
新auピタットプランN、auデータMAXプランProが対象となります。
通話定額
国内通話が24時間かけ放題となります。
0570 (ナビダイヤル)への特番通話などは対象外となります。
1,700円/月
新auピタットプランN、auデータMAXプランProが対象となります。
2年契約N
2年単位の継続利用で基本使用料が割引になります。
170円/月
新auピタットプランN、auフラットプラン20N、auデータMAXプランProが対象となります。
2年契約
2年単位の継続利用で基本使用料が割引になります。
1,500円/月
スーパーカケホ(ケータイ)、カケホ(ケータイ)が対象となります。
2年契約(自動更新なし)
2年間の利用で基本使用料が割引になります。
1,200円/月
スーパーカケホ(ケータイ)、カケホ(ケータイ)が対象となります。
法人契約のみのサービス
スマートバリュー for Business
スマホとauが提供している固定通信サービスをあわせて利用すると割引になります。
0円/月(~1GB)
500円/月(1GB超~4GB)
500円/月(4GB超~7GB)
新auピタットプランNが対象となります。
1,000円/月
auフラットプラン20N、auデータMAXプランProが対象となります。
法人割プラス
同一住所、同一名義の法人契約の回線に応じた割引になります。
500円/月
2回線契約したときに対象となります。
1,000円/月
3回線以上契約したときに対象となります。
個人契約のみのサービス
スマートバリュー
スマホとauが提供している固定通信サービスをあわせて利用すると割引になります。
0円/月(~1GB)
500円/月(1GB超~4GB)
500円/月(4GB超~7GB)
新auピタットプランNが対象となります。
1,000円/月
auフラットプラン20N、auデータMAXプランProが対象となります。
家族割プラス
同居家族の回線に応じた割引になります。
500円/月
2回線契約したときに対象となります。
1,000円/月
3回線以上契約したときに対象となります。
学割
25歳以下を対象に該当するプランに対して割引になります。
(15歳以下)
1,000円/月
新auピタットプランNが対象となります。
(25歳以下)
1,020円/月
auフラットプラン20Nが対象となります。
2,400円/月
auデータMAXプランProが対象となります。
同じ条件でauフラットプラン20Nを選んだ場合の割引サービスは以下のようになります。
<法人契約>
基本利用金(7,170円/月)-2年契約N(170円/月)-スマートバリュー for Business(1,000円/月)-法人割プラス3回線以上契約(1,000円/月)=6,000円/月
<個人契約>
基本利用金(7,170円/月)-2年契約N(170円/月)-スマートバリュー(1,000円/月)-家族割プラス3回線以上契約(1,000円/月)=6,000円/月
<個人契約(25歳以下)>
基本利用金(7,170円/月)-2年契約N(170円/月)-スマートバリュー(1,000円/月)-家族割プラス3回線以上契約(1,000円/月)-学割(1,020円/月)=4,980円/月
法人契約と個人契約に差はありませんが、学割が適用されると個人契約の方がお得となることが分かります。
なお、現在auではキャンペーン(スマホ応援割Ⅱ)を実施しており、契約から6ヶ月間は、さらに 1,000円/月の割引サービスがつきます。
auの法人契約と個人契約の解約比較
auでは、解約に関して、法人契と個人契約での違いはなく、契約したプランに契約更新期間が設けられている場合に限り、更新期間前に解約をすると契約解除料(1,000円~9,500円)がかかることになります。
現在契約のできるプランに対して、2年契約をした場合が該当します。
詳細は、こちらをご確認下さい。
auの法人契約は個人契約よりお得?
基本的に、全てのプランにおいて法人契約でも個人契約でも料金は同じとなっていますが、学割が適用されると、個人契約がかなり優遇されることになります。
以上のことから、個人契約と法人契約による比較に変わりはなく、同族経営をしていて、個人契約の割引を適用させたいのであれば、個人契約の方が安く利用できます。
個人名義で経費扱いできない(しにくい)のであれば法人契約を選ぶということになりそうです。
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