ソフトバンクの法人契約でMNPはできる？

スマホや携帯電話を所持している方であれば、なるべく電話番号は変えたくないもので、法人契約している場合も例外ではありません。

そのような時には、MNPを利用するとよいとされていますが、法人契約でも人気のあるソフトバンクでは、MNPを適用させることは可能なのでしょうか？

MNPが使えるケース、使えないケースについて、様々な観点から確認したいと思います。

他社の法人契約からソフトバンクの法人契約へMNPはできる？

最初にMNPについて理解しておきましょう。

MNPとは、携帯電話番号ポータビリティとのことで、Mobile Number Portabilityを略して、通称、MNPと呼ばれているものです。

携帯電話を取り扱っている会社はいくつもありますが、契約した会社から他社へ変更する場合、電話番号はそのままで、変更した会社のサービスを利用できる制度となっています。

ソフトバンクでは、MNPの他にも、「のりかえ」という言葉で手続きをおこなうことがあり、「のりかえをお願いします」と言っても対応してくれます。

他社からソフトバンクへMNPする場合、下記の手続きがあります。

現在契約している会社経由で申し込むことになりますが、電話連絡もしくは、会社によってはインターネット（会員サイト）を利用することができます。

契約内容や時期によっては、解約料金が発生する場合があります。

MNPに関する審査が完了すると、MNP予約番号を受け取ることができますが、費用として、MNP転出手数料がかかることになます。

MNP予約番号の有効期限は、予約当日から15日以内となっていますので、ソフトバンクとの契約に関する書類を用意してから、MNP予約番号を申し込むようにしましょう。

MNP予約番号と契約に必要な書類を持って、ソフトバンクと契約をおこないます。

ソフトバンクとは、新規契約することになりますので、契約事務手数料がかかることになり、現在は3,000円を支払うことになります。

法人契約が締結されると、そのまま他社との解約手続きもおこなってもらえるのですが、ソフトバンク側でMNP予約番号を照会して、他社との契約を解除してくれます。

なお、ソフトバンクと法人契約する場合に必要な書類については、こちらの記事をご参照ください。

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こちらの記事も参考に♪（記事下にもリンクがあります。）

ソフトバンクは、もう一つ携帯電話会社を傘下にしているのですが、ブランド名はワイモバイル（Y!mobile）となっています。

もともと、PHSを主に取り扱っていたイー・モバイル社を吸収して、現在のワイモバイル社へ社名変更した経緯があります。

同じ系列となった現在でも、ワイモバイルからソフトバンクへMNPすることは可能で、他社同様の手順を進めることになります。

法人契約には適用されませんが、個人契約で条件を満たしている場合、キャンペーンを実施しています。

詳細はこちらをご覧ください。

ワイモバイルからソフトバンクへの番号移行プログラム

法人へ属す（従業員）ことになったり、自営業者や個人事業主などが法人契約（みなし法人）したりする場合、個人で所有していたスマホや携帯電話の変更について、残念ながらそのままではMNPすることができません。

MNPの条件は、あくまで同一名義であることが前提となっていますので、MNPするためには、まず名義変更に関する手続きをおこなう必要があります。

特に、法人へ名義変更する手続きを譲渡と呼んでいますが、個人間でおこなう名義変更とは手続きが異なってきます。

譲渡に必要な書類は、現在契約している個人を確認できる書類、新たに法人契約するための法人を確認できる書類の両方が必要となります。

契約する際、代理人による手続きはできませんので、必ず契約する本人が手続きすることになります。

法人への譲渡契約が完了しましたら、前述の通り、「MNP予約番号を申請する」ことで、ソフトバンクへのりかえることが可能となります。

ソフトバンクで契約していた個人契約を、ソフトバンクの法人契約へMNPする方法はあるのでしょうか？

基本的に、MNPは他社間でののりかえを前提としていますので、同じ会社間でのMNPに関する作業は発生しません。

ソフトバンクから発番された電話番号を、個人契約から法人契約へ切り替えたい場合、MNPによる変更手続きは不要ですが、代わりに譲渡手続きが必要となり、その方法については、前述の通り、「他社でおこなう個人契約から法人契約への譲渡」と同様となります。

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