働き方改革の余波もあって、プライベートの時間を多く持てる方が増えているようです。
家族や家庭の世話をしたり、趣味やレジャーを楽しんだり、充実した時間を過ごすことができる反面、今までよりも出費がかさむケースが出て、やり繰りに困ることもあるのではないでしょうか。
その一方で、プライベートを活用して、副業による収入を得ている人もいらっしゃいます。
どのような仕事をしているのか、副業に関する実態について確認していきましょう。
副業をしている人の割合はどれくらい?
そもそも副業とは何を指すのでしょうか。
一般的には、本業以外に収入を得ることとされており、特に定義があるわけではありません。
アルバイトをしたり、ECサイトを使って商品売買をしたり、ブログや動画サイトをアップして広告収入(アフィリエイト)を得たりと様々です。
中には、株式や為替(FX)、その他の投資で儲けるケースもあります。
いずれにせよ、個人的な利益を得ることで新たな収入源を確保することになります。
副業を許されている会社はどれくらいあるの?
働き方改革が推奨されるまでは、殆どの会社で副業を禁じていました。
明確な理由があったわけではありませんが、社会人としてのモラルを全面に押し出され、本業に集中することを義務付けられる風潮にあったと推測できます。
働き方改革以降は、会社が社員を守ってくれるという考えが薄れ、むしろ不要な人材となれば、退職を考えることも余儀なくされる時代へと移り変わりつつあります。
つまり、会社員と言えども、自立できるだけの仕事力や経済力、生活力が必要になっていると言えるのです。
当然、会社側の考えも変わり、採算性、能力性を前提に、時間外労働をしないよう注視するようになり、退社後の余暇を自由に使ってもいいという考えへ見直し始めています。
全国的に見ると、「副業することに異議なし」と判断している会社は過半数を越えており、明確に禁止と定義している会社は30%未満と低い数字となっています。
副業していいのか不安な人は、会社の規約や定款を改めて確認することをお勧めします。
実際に副業している人はどのくらいいるの?
明確な調査や数字が公表されているわけではありませんが、副業に興味がある・やってみたいと考えている人はかなりいるようで、そのうち実際に副業をやっている方は30%を越えていると言われています。
3割近くまで上がった背景には、インターネットを利用した副業の多様化が挙げられます。
アルバイトは時間が決まっていて難しいものの、インターネットを利用した副業は、時間に囚われることもなく、自分の好きなときに作業できることから、人気が高まっていると考えられます。
今や、多くの会社でパソコンやインターネット環境を使った仕事をしていますし、会社員にとって、インターネットを利用した副業は、ハードルが低いのではないでしょうか。
・副業しようと思った動機は何なの?
副業するきっかけにはどのようなものがあるのでしょうか。
いくつかのコメントを記載します。
動機は色々とありますが、共通して自分の好きなことや得意なことで収入を得ようとする傾向にあるようで、長く継続するための秘訣と言えそうです。
副業にはどのような仕事があるの?
副業としてできる仕事を用途別に見ていきます。
職場まで通う副業
アルバイトの多くは、お店や作業場へ通って作業することになります。
スーパーやコンビニエンスストア、新聞配送、製造補助など様々なものが該当します。
在宅で作業する副業
アルバイトの中で、持ち帰り可能な作業もあり、封筒や玩具といった組み立て作業が該当します。
また、インターネット経由で作業を受ける方法もあり、通称在宅ワークと呼びます。
データ収集や入力作業、記事のライティング、マーケティングに関する調査などがあります。
個人で売買する副業
衣類や雑貨など、個人で仕入れたものを販売する作業となります。
小売店へ持ち込んだり、フリーマーケットで販売したりする他に、インターネットを介したネットショッピングへ出展したりして販売をおこないます。
趣味を利用した副業
手作りの民芸品や個人農園の野菜など、趣味を兼ねている作業となります。
また、インターネットに特化したもので言えば、ブログや動画サイトへ掲載する広告、アンケートを活用したポイント収集も当てはまります。
能力を活かした副業
学生時代や社会人になってから、取得した資格を用いた作業となります。
教員免許は学習塾で、調理師免許は飲食店で、簿記免許は事務作業で有利に働くことになります。
副業することへのメリットやデメリットは?
実際に副業をすることになると、様々な障壁が立ちはだかり、良いことだけではないようです。
<メリット>
お金が貯まるようになる
自動車や住宅のローン、生活費、養育費と、収入の殆どを家庭で費やすことになりますが、副業で得た収入はそれとは別に利用することができます。
余暇やレジャーを楽しんだり、将来のために貯金したりするのもいいでしょう。
時間の有効活用になる
プライベートを無駄に過ごすのではなく、体を休めることとやりがいのあることを組み合わせることで、心身ともに充実させることができます。
メリハリのある生活は、気分的にもリラックスできるのではないでしょうか。
好きな事に没頭できる
集中して自分の好きなことをやる訳ですし、しかも誰にも迷惑をかけずにおこなえますし、これほど楽しめることはありません。
責任感が持てるようになる
副業とは言え、収入を得るための仕事となりますので、きちんとやり遂げなければなりません。
普段、組織の一部となって働いていると、中々成果を見出すことは難しいですが、自己完結できる仕事により、達成感を味わえるようになることでしょう。
<デメリット>
疲労感が溜まる
好きな作業とは言え、ついついやり過ぎてしまうと、疲れを忘れて没頭しがちになってしまいます。
仕事を終えた時の疲労感はかなりのもので、体調不良の原因にもつながってしまいます。
深夜に作業することがある
急に舞い込んできた作業などで、しかも期日が迫っている場合、深夜作業することも考えられます。
自分以外に作業できる人がいるわけではありませんので、無理をせざるを得ない状況へ追い込まれてしまいます。
誹謗中傷を受ける
個人で直接仕事を行う場合は、会社勤めとは違い自分でクレーム対応をしなければなりません。
評価は様々ですが、自分にとっていいものでも、他人にとってみては不快に思うものもあります。
そのようなときに、いわれもない誹謗中傷を受けるケースがあり、精神的なダメージは計り知れません。
本業に影響が出るほどのストレスを感じることにもなりますので、注意するよう心がけましょう。
副業に関するまとめ
副業についてまとめておきます。
副業を禁止している会社の割合は、働き方改革の影響もあって、全国的に見ても30%未満と大きく下回っています。
さらに、副業ができる状況にある人で、実際に副業をしている人は全体の3割を占めていると言われており、動機については、お小遣い稼ぎから始まって、将来的な生業にしようと早い段階から関わっている人も、少なくないことが分かりました。
副業の仕事も、アルバイトなど作業場所へ通う方法、在宅で好きな時間に作業する方法に分かれています。
内容については、個人的に興味のあるもの、趣味の延長線上から携わっているもの、得意な分野を生かしたものと多くの選択肢が存在しています。
ただし、度を越した作業をしてしまうと、本業へ影響が出てしまう恐れから、デメリットが生じてしまうこととなります。
あくまで副業としての範疇をわきまえて、プライベートを充実させるように実践していきましょう。
インターネットで行える副業に関しては、コストをかけずに始め易いと言えますが直接受けた仕事は責任感が伴います。
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