大学生の友達が起業した。うざい?それとも応援!?

大学生の友達が起業した。うざい?それとも応援!? 独立・起業・開業

大学生の友達が、ある日突然、「起業する」と言ってきたら、あなたはどう思うでしょうか。

引いてしまって敬遠してしまう、とりあえず友達のままでいる、面白そうなら手伝うなど、様々な思いを巡らせることでしょう。

実際に友達が起業することに直面した方は、うざいと感じたのか、応援したいと感じたのか、なぜそのように思ったのか具体的に見ていくことにしましょう。

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大学生の友達が起業したまわりの反応

うざいと感じた方の意見は以下のようになっています。

・「起業するから」と言ってバイトを辞めてしまいました

同じバイト先の友人だったのですが、突然「起業することにしたので、今日限りでバイトを辞めます」と店長に言ってきました。

いきなりのことで、シフトを組むのが大変なこともあり、次のバイトを見つけるまでしばらく続けてほしいと頼んだところ、「自分には時間がないので」と断っていました。

せめて、辞め際くらい考えればと思いました。

 

・「自分は就職しない」と就活を否定してきました

大学3年生になり、就活のことを友達同士で口にするようになった頃のことです。

1人の友達が、「就職しても自分のやりたいことを見つけられない」と起業を目指すと告げてきました。

周りからは、驚きもあって色々な意見が出てきましたが、「みんなと違って自分には可能性がある」と、その想いを話し続けていました。

正直、ドン引きしました。

 

一方、応援したいと感じた方の意見は以下のようになっています。

 

・夏休み明けに友達から意見を求められました

2ヶ月の夏季休暇が終わり、久しぶりに大学へ行った時、仲の良かった同じ学科の知り合いに声をかけられました。

1ヶ月ほどベンチャー系の会社でアルバイトをしていたそうなのですが、その会社の社長と仲良くなり、学生時代に起業して今に至っていることを話してくれたようです。

「その会社が『アウトソーシングできたら』、と言っていて」と、自分の考えを説明してくれました。

最初は軽い気持ちで手伝うと言ったのですが、立ち振る舞いがあまりにも頼りになったので、今ではどっぷりとハマっています。

成功者との出会いが、彼を変えたのだと感じました。

 

・休学を心配して連絡すると事業を始めていました

実家暮らしの友達なのですが、自分が近くにアパートを借りていたこともあって、ちょくちょく夕飯を食べさせてもらえる家族づき合いをしていました。

ある日、その友達の親から、「1年間休学したい」と言われ困っているので、本人と話してもらえないかと相談されました。

友達からは、「どうしてもやってみたいことがあって、そのためだったら1年間出遅れてもいいと思っている」と言って、事業内容を説明してきました。

自分にはできないことだったので、賛成も反対もしませんでしたが、頑張ってほしい気持ちもあって、今でも連絡を取り合っています。

強い意思表示を羨ましいと思いました。

 

それぞれ正反対の考えとなっていますが、どうやら起業した方によっては、うざい・応援したいという考えが変わってくるようです。

その特徴を次章で確認することにします。

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大学生の起業はうざい?

なぜ周りからうざいと思われる人が多いのか、その特徴を考えてみましょう。

・周りに迷惑をかけるような行動をする

今まで普通の大学生活を送っていた人が、起業を掲げたとたん、ある日を境に突然生活が一変するケースがよく見受けられます。

当然、今までは周りの人達と依存関係にあった訳ですから、自分の生活リズムを変えたからといって、それまでの関係をスパッと断ち切るには、かなりのリスクを伴うと言えるでしょう。

遺恨が出るような立ち振る舞いには、細心の注意が必要となります。

・主張する相手を間違えている

社会に出てから起業する人でも全体の3%、大学在学中においては、全体の0.1%の比率とかなり低くなっています。

ほとんどの大学生は、就活をして会社に勤める社会人となりますので、起業への想いを語ったとしても、あまり関心を示さないのではないでしょうか。

起業を目指している方、起業家として頑張っている方とのコミュニティーを考えるように心がけましょう。

・自分の価値観を強要してくる

大学生で起業するケースの多くは、個人もしくは少数で事業をおこなう傾向にあり、それゆえ、強力なリーダーシップが必要となる場面が多々出てきます。

しかしながら、それはあくまでも事業のためであり、周りの知り合いに対しても同じような態度を取れば、社会を経験していないだけに、単なるわがままにしか映らないのかもしれません。

さらに、「周りの大学生とは違う」と、自意識過剰な言動を取れば、敬遠される対象となってしまいますので、仕事とそれ以外のオン・オフは切り替えましょう。

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大学生の起業で応援される人の特徴

周りから好意を持ってもらえるにはどうすれば良いのか、どのような人が応援されているのか、その特徴を考えてみましょう。

・ある程度の手ごたえを感じている

周りへの理解を求めることで一番の効果があるとすれば、成功事例と言えるでしょう。

ビジネスアイデアを思いついたきっかけ、起業するためにおこなった苦労、そして、事業を続けていける手ごたえと、プロセス(過程)の状況および、その結果が伴っていれば、多くの方から賛同を得ることができると思われます。

自分の味方になってさえくれれば、協力者も出てくるでしょうし、きっと大きく前進することでしょう。

・人の意見を聞き入れる

同世代の発言を、素人の意見だと軽視するのは控えましょう。

否定や批判も数多く出てくるでしょうが、社会の仕組みを知らないながらも、どうすれば自分達にとって便利になるのか考えてくれる方もいらっしゃるはずです。

自分の取り扱っている商材やサービスに対して、将来、潜在的なユーザーとなる可能性がある訳ですから、たとえ拙い意見だとしても、聞き入れることは大切です。

・感謝の気持ちを持って接する

ビジネスを進めていくうえで大切となるのが、志を同じくしている仲間や起業メンバーで、苦楽を共にしてくれるだけに頼りになります。

その一方で、プライベートでの支えになってくれるのが、大学の友達と言えるのではないでしょうか。

仕事上では弱音を吐くことも難しいでしょうが、友達へなら何でも話すことができ、その友達も親身に話を聞き入れて、心から応援してくれることでしょう。

起業したからと言って、友達関係を断ち切る必要は全くありません。

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起業と周りの反応のまとめ

まとめとして、起業した方を友達に持った方からのお便りを記載しておきます。

 

「起業してからあまり見かけなくなりましたが、以前のようにとはいかなくとも、息抜きに食事でもしましょう。

大学に入った頃は、時間を無駄に使っていたと思っているかもしれませんが、自分にとっては、大学で初めての友達だったので、いつまでも仲良くしていたいです。

仕事、頑張って下さい。」

 

「起業したことに対する周りからの反応は、反応が薄かったり、反対意見だったりしてたけど、今では努力している姿に羨ましいと思っている人も増えているよ。

ただ、『自分は成功者』という感じの振る舞いは、嫉妬を持たれちゃうだけじゃないかな。

憧れの存在と、妬みの存在じゃ、全然違うからね。」

 

起業したことにより、友達との格差をつけるのは考えもので、むしろ起業家ゆえに、お互いの将来をどのように在るべきなのか、友達と語り合うことは大切ではないでしょうか。

学業と起業の両立は大変ことですが、張り詰めた緊張感を時には解してもらえることも忘れずに、是非、友達から応援されるような起業家を目指して下さい。

 

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