中国人観光客が多く訪れる場所はAlipay(アリペイ)の導入をしているお店も多いと思います。
アリペイの導入方法は他の決済を導入すると利用できる場合があります。
今回は店舗がアリペイ導入する場合、決済手数料が一番お得なところはどこか比較したいと思います。
アリペイとはどんなサービス?
アリペイは中国の決済サービス企業が中国人向けに提供している決済サービスで、中国本土ではかなりの普及率を誇っています。
もともとはEC用決済として生まれたものですが、対人販売にも対応するようになり、今では家賃や学費といった高額な支払いもできるようになっています。
その後、中国人による海外観光が流行すると、2015年のビザ発給条件緩和以降、訪日中国人旅行者数は爆発的に増加(訪日旅客数の約26%を占め国別第1位)したことで、アリペイによる決済を求める多くの声が上がっています。
日本での加盟店契約はアリペイと直接おこなうことはせず、日本企業による代理店契約が主流となっており、国内利用者が使用する決済サービスとアリペイによるインバウンド対策を併せて加盟店契約する流れが一般的となっています。
・オリガミペイ
・PayPay
・LINE Pay(Star Pay)
・au PAY
・Air PAY
・d払い(Cloud Pay)
などを導入すればAlipay(アリペイ)が利用可能となります。
アリペイ導入にかかる費用
アリペイ導入費用比較
パソコンやスマホ、タブレットなどの端末とインターネット環境は含んでいません。
※1 LINE Pay(Star Pay)は月額使用料:1,500円/台
アリペイ決済手数料比較
※1 PayPayは2021年9月30日まで無料でその後の有料化は未定です。
※2 au Payは2021年7月31日まで無料その後は3.25%になる予定です。
入金
※1
PayPayはジャパンネット銀行の場合は無料、その他の金融機関も2020年6月30までは無料。
その後の手数料は未定となっています。
入金回数はその他の金融機関の場合、決済金額が1万円以上の場合最短で翌々営業日に振込となります。
※2
LINE Pay(Star Pay)の場合、ラインペイによる締め処理(月1回の場合)は入金手数料は無料ですが、申請による入金は240円の入金手数料が必要です。
※3
au PAYは月1回払いとつき2回払いがあります。
どちらも入金手数料は無料となっています。
※4
Air PAYはゆうちょ銀行をはぶくすべての銀行で入金手数料は無料です。
入金回数は、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行は月6回でその他の金融機関は月3回となっています。
アリペイの導入方法と審査期間
アリペイの導入方法と審査期間は代理店によって異なります。
下記代理店をチェックしてください。
・オリガミペイ
・PayPay
・LINE Pay(Star Pay)
・au PAY
・Air PAY
・d払い(Cloud Pay)
LINE Pay(Star Pay)、au PAY、Air PAY、d払い(Cloud Pay)はWeChat Payにも対応しています。
導入費用、決済手数料、入金手数料、入金回数を総合的に比較すると2021年9月30日まではPayPayが一番おすすめだと思います。
アリペイ導入に向いている業種と理由
アリペイは中国人向けの決済サービスであることから、アプリの言語は基本的に中国語となっています。
したがって、中国語に精通していない加盟店はアリペイと直接契約することをせず、日本の代理店が開発した日本語対応のアプリを利用することから、代理店契約をするケースが殆どとなっています。
また、アリペイの利用者は訪日観光客に限定されており、現時点では国内に在住している方の利用はできない仕様となっていますので、アリペイだけ導入することは考えられないのも理由の一つとなっています。
国内に在住している方を視野に入れつつ、訪日観光客へのインバウンド対策を取ることを進める小売店にはベストマッチすると言えるでしょう。
代理店がサポートする決済サービスとアリペイとの組み合わせは多岐に渡っていますので、どの決済サービスが自分の店舗に向いているか吟味することから始めるのが良いと思われます。
アリペイのキャンペーン情報まとめ
キャンペーンについては各代理店に準拠しています。
★★★ おすすめ記事 ★★★
人気ブログランキング
にほんブログ村