先生だけではなく、仕事でも『教える』と言う機会はあると思います。
しかし、自分が教えられた事を理解せずにそのまま伝えるのは良くない行動ですよね?
先日、学校の先生が小学生に算数を教えるときにさせた事が話題になっていました。
本質を理解することの大切さ
ある学校の先生は、にてやり直しを命じました。
理由は手書きの計算を行うときに定規を使用していなかったためです。
計算の練習をするだけなら、定規は不要だと思いますよね?
私は正直定規を使うより、たくさん問題を解いた方が良いのでは?と思いました。
保護者は『なぜ定規を使用する必要があるのか?』と疑問に思ったそうです。
そして、学校の先生の回答は『そう言う決まりで他の子は同じように指導して定規を使用している』とのこと。
ニュースになった理由として考えられるのは、『学校の先生の回答として適切ではない』と判断したからではないでしょうか?
ニュースの締めくくりは『教師が考えない時代』になっているとの警鐘でした。
疑問に対する回答
前節の例で考えると、『なぜ定規を使用するの?』と言う保護者の疑問があります。
・本質は計算の練習じゃないの?
・定規を使用する意味があるの?
算数の計算を理解させるのが目的ならば、定規は不要ですよね?
私は計算の練習が目的だと思っていたので定規を使用していないからと言って宿題をやり直しさせるのはちょっとやりすぎでは?と思いました。
学校の先生にどのようなマニュアルが存在するのか分かりませんが、もし先生も同じように思っていたのなら、なぜなのかを確認すべきだったのではないでしょうか?
特に『教える事が仕事』なのであれば疑問に対する回答は明確であるべきだと思います。
疑問に答えられる人もいる
算数で定規を使う疑問について記載しましたが、理由があるそうです。
小学校の低学年において定規を使ってまっすぐ線を書くのは難しいので、算数の授業では計算と線を書く練習を兼ねているそうです。
ニュース内ではベテランの先生が回答している感じでしたが、若い先生でも知っている人はいたかも知れませんね。
この答えが本来として用意されたものかどうかは分かりませんが、もし先生が個人的な理解として、私は指導方針をこのように理解していると説明すれば保護者は納得したかも知れませんね?
もちろん子供たちに対しても、なぜ定規を使用するのか?を説明をした方が線を書く上達が早くなるかも知れません。
仕事で考える事は重要
学校の先生だけではなく、仕事をしているとお客様から意外な問い合わせがあることがありますよね?
自分が疑問に思うことは質問することもあります。
このような時の回答が『適当』では困りますよね?
私の場合は、
・何のためにするのか?
・何のためにしたつもりなのか?
を基準に回答することが多いです。
そして、分からない事や思い出せないことは
・調べてから連絡します
と言う回答をしています。
理解している人に教わるとわかりやすい
勉強だけではなく会社の仕事でも教える人によって、わかりやすさは違いますよね?
仕事においては品質にかかわる場合もありますよ。
例えばあなたの仕事は、コネクタにケーブルを挿すのが仕事と言う製造ラインがあったとします。
もし、コネクタにケーブルを挿すだけと指示があるのと、このケーブルをきっちり挿さないと製品が動かないなどの説明があるのでは仕事をする人のやりがいや、製品の品質も変わってきますよね?
・なぜその作業をするのか?
・何のためにするのか?
これらを上手く伝えることで、作業の仕方が変わるのではないでしょうか?
まとめ
このようなニュースを見ると自分は大丈夫なのか?と自分自身を見つめなおすきっかけになります。
考える事は重要だと分かっていても、疲れていたり忙しいとどうしても思考停止になりがちですが、そこは乗り越えなければなりませんね。
適当に答えてしまった場合、後悔するのは自分自身なので責任を持って相手が納得するような回答ができるように心がけたいです。
そして、上手く伝える事の重要性にも改めて気付くことができましたので共有させていただきました。
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