楽天市場出品のシミュレーション【ドラッグストア用品:シャンプー】

楽天出品シミュレーション 楽天市場

楽天市場での出店で特徴的なものに出店数が挙げられます。

近年では、お店の入れ替えが頻繁に行われているにも関わらず、約45,000店舗と横ばい状態です。

出店にかかる費用が他のECサイト比べて高いこともあり、成功するお店と失敗するお店の格差が出てきてしまうことが原因のようです。

もちろん、厳しい審査基準をクリアすれば、楽天市場による集客効果の恩恵もあって、商品の販売は安定すると言われています。

失敗しないためにも、経費負担がどのように発生するのか、様々な条件を考慮してシミュレーションしていきたいと思います。

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楽天市場で出品する商品とシミュレーションの概要

楽天市場の出店プランは、通常のプランが4つ、特別優待のプランが1つとなっており、契約は1年更新(ライトプランのみ3ヶ月)です。

<通常のプラン>
がんばれ!プラン、スタンダードプラン、メガショッププラン、ライトプラン

参考
楽天市場へ出品する方法!プランと費用

<特別優待のプラン>
エンパワーメントプラン

参考
楽天市場の出品方法にはエンパワーメントプランと言うのがある!

 

一方、楽天市場の統計を見てみると、店舗数約45,000店舗に対して、商品数は約250,000,000点(2018年6月時点)を超えており、1店舗あたり約5,500点の商品を持つ計算となります。

プラン別月間商品数の上限枠を見ると、5,000点以内であれば、がんばれ!プラン、ライトプラン、エンパワーメントプランが該当します。

20,000点以内だとスタンダードプラン、無制限で商品数を持ちたいのであれば、 メガショッププランとなります。

楽天市場でお店を継続させるには、がんばれ!プラン、ライトプラン、エンパワーメントプランから初め、最終的には、スタンダードプランへ格上げして、利益を維持できるかどうかがカギとなりそうです。

 

それぞれのプランを使った場合に、経費がどのように変わるのか、シミュレーションをする上での前提条件をまとめておきます。

商品:シャンプーボトルタイプ
通常サイズ
容量:400ml
大きさ:縦21.5cm×横8.5cm×高さ(厚さ)6.5cm
月々の仕入数:100個
月々の販売数:100個
仕入価格:1,000円
小売価格:4,000円
原価率25%で仕入れて、毎月100個完売、売上高440,000円(税込み)を目指すこととします。

 

従量課金の対象となる、システム利用料ならびにシステムサービス料ですが、要素によって利率が異なってきますので、公式サイトの「月額費用シミュレーション」に習って以下の通りとします。

<システム利用料>
パソコン比率=40%
モバイル比率=60%

<システムサービス料(ポイント原資)>
楽天会員比率=95%
一般利用比率=5%

<システムサービス料(アフィリエイト支援)>
アフィリエイト比率=15%
通常販売比率=85%

参考
→ https://www.rakuten.co.jp/ec/plan/cost_simulation/

 

これらの前提条件を元に、各プランによる送料負担の有無、広告負担の有無による違いを算出して、どのように手数料がかかってくるのか、次章で見ていくことにします。

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がんばれ!プランのシミュレーション

<仕入れにかかる費用>

毎月1,000円で100個仕入れることになり、これに消費税10%を加算します。

1,000円×100個×消費税10%=110,000円

 

<毎月かかる固定費>

初回にかかる費用

初期登録費用として60,000円、ホームページ制作(デザインのみ)として60,000円とし、これに消費税10%を加算します。

(60,000円+60,000円)×消費税10%=132,000円

年間にかかる固定費

出店料は毎月19,500円かかりますが、年一括払いとなっており、これに消費税10%を加算します。

19,500円×12ヶ月×消費税10%=257,400円

上記の費用を月割りすると、売り上げに関係なく毎月32,450円の固定費が発生することになります。

<100個完売したときの従量課金>

楽天市場で100個完売(売上高440,000円)したときの従量課金

システム利用料

パソコン6.5%、モバイル7.0%の利率で徴収されることになり、先ほどの比率(40%:60%)を加味して計算します。

パソコンでの販売
440,000円×6.5%×40%=11,440円

モバイルでの販売
440,000円×7.0%×60%=18,480円

システムサービス料(向上施策)

モールにおける取引の安全性・利便性向上のための費用となり、売上の0.1%が徴収されます。

440,000円×0.1%=440円

システムサービス料(ポイント原資)

楽天会員へポイント付与する際に、お店側で負担する費用は売上の1%となっており、購入者全体の95%で計算します。

440,000円×95%×1%=4,180円

システムサービス料(アフィリエイト支援)

アフィリエイトを経由して販売された場合、商材適用(シャンプーは3%)、アフィリエイト・システム利用(30万円以内は30%)をそれぞれ成果報酬として支払うことになり、今回は全体比率の15%を対象として計算します。

商材適用:440,000×15%×3%=1,980円

アフィリエイト・システム利用:1,980円×30%=594円

決済手数料

購入者の殆どの方が、楽天ペイ(楽天市場決済:クレジットや電子マネーなどのキャッシュレス決済)を使用することになり、売上金額に応じて比率は異なってきますが、今回の対象では一律3.5%で計算することになります。

440,000円×3.5%=15,400円

全ての従量課金を合計すると、毎月52,514円の経費がかかることになります。

 

ケース1:送料をお客様に負担してもらう場合

売上金額から仕入金額、固定費(月割り)、従量課金を差し引くことで利益が確定します。

440,000円-110,000円-32,450円-52,514円=245,036円

1個あたり、2,450.3円の利益となります。

損益分岐点についても計算しておきます。

11個:-1,926.6円

12個:+848.3円

13個:+3,623.1円

 

ケース2:送料を無料(お店側で負担)にする場合

配送にかかる費用は、梱包資材を50円で調達、配送料は1,000円として、毎月100個完売したときの費用を計算します。

(50円+1,000円)×100個×消費税10%=115,250円

売上金額から仕入金額、固定費(月割り)、従量課金、配送費用を差し引くことで利益が確定します。

440,000円-110,000円-32,450円-52,514円-115,250円=129,786円

1個あたり、1,297.8円の利益となります。

損益分岐点についても計算しておきます。

20個:-2.8円

21個:+1,619.5円

22個:+3,241.9円

 

ケース3:送料無料かつ楽天市場の広告を使う場合

楽天RPP広告を使うと、1クリック25円(税込27.5円)ですから、1クリックに対する成約率が5%と想定した場合の広告費用は550円となります。

つまり、100個売るために必要な広告費は55,000円となります。

売上金額から仕入金額、固定費(月割り)、従量課金、配送費用、広告費用を差し引くことで利益が確定します。

440,000円-110,000円-32,450円-52,514円-115,250円-55,000円=74,786円

1個あたり、747.8円の利益となります。

損益分岐点についても計算しておきます。

53個:-1,465.0円

54個:+157.4円

55個:+1,779.8円

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スタンダードプランのシミュレーション

<仕入れにかかる費用>

毎月1,000円で100個仕入れることになり、これに消費税10%を加算します。

1,000円×100個×消費税10%=110,000円

<毎月かかる固定費>

初回にかかる費用

初期登録費用として60,000円、ホームページ制作(デザインのみ)として60,000円とし、これに消費税10%を加算します。

(60,000円+60,000円)×消費税10%=132,000円

年間にかかる固定費

出店料は毎月50,000円かかりますが、半年分×2回払いとなっており、これに消費税10%を加算します。

50,000円×6ヶ月×2回×消費税10%=660,000円

上記の費用を月割りすると、売り上げに関係なく毎月66,000円の固定費が発生することになります。

<100個完売したときの従量課金>

楽天市場で100個完売(売上高440,000円)したときの従量課金

システム利用料

パソコン4.0%、モバイル4.5%の利率で徴収されることになり、先ほどの比率(40%:60%)を加味して計算します。

パソコンで販売
440,000円×4.0%×40%=7,040円

モバイルで販売
440,000円×4.5%×60%=11,880円

システムサービス料(向上施策)

プランに関係なく共通で、『がんばれ!プランのシミュレーション』と同じ計算です。

440,000円×0.1%=440円

システムサービス料(ポイント原資)

プランに関係なく共通で、『がんばれ!プランのシミュレーション』と同じ計算です。

440,000円×95%×1%=4,180円

システムサービス料(アフィリエイト支援)

プランに関係なく共通で、『がんばれ!プランのシミュレーション』と同じ計算です。

商材適用:440,000×15%×3%=1,980円

アフィリエイト・システム利用:1,980円×30%=594円

 

決済手数料

売上金額が100万円まではプランに関係なく共通です。

『がんばれ!プランのシミュレーション』と同じ計算です。

440,000円×3.5%=15,400円

全ての従量課金を合計すると、毎月41,514円の経費がかかることになります。

 

ケース1:送料をお客様に負担してもらう場合

売上金額から仕入金額、固定費(月割り)、従量課金を差し引くことで利益が確定します。

440,000円-110,000円-66,000円-41,514円=222,486円

1個あたり、2,224.8円の利益となります。

損益分岐点についても計算しておきます。

22個:-2,533.1円

23個:+351.7円

24個:+3,236.6円

 

ケース2:送料を無料(お店側で負担)にする場合

売上金額から仕入金額、固定費(月割り)、従量課金、配送費用を差し引くことで利益が確定します。

440,000円-110,000円-66,000円-41,514円-115,250円=107,236円

1個あたり、1,072.3円の利益となります。

損益分岐点についても計算しておきます。

38個:-170.4円

39個:+1,562.0円

40個:+3,294.4円

 

ケース3:送料無料かつ楽天市場の広告を使う場合

売上金額から仕入金額、固定費(月割り)、従量課金、配送費用、広告費用を差し引くことで利益が確定します。

440,000円-110,000円-66,00円-41,514円-115,250円-55,000円=52,236円

1個あたり、522.3円の利益となります。

損益分岐点についても計算しておきます。

69個:-1,467.2円

70個:+265.2円

71個:+1,997.5円

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メガショッププランのシミュレーション

<仕入れにかかる費用>

毎月1,000円で100個仕入れることになり、これに消費税10%を加算します。

1,000円×100個×消費税10%=110,000円

<毎月かかる固定費>

初回にかかる費用

初期登録費用として60,000円、ホームページ制作(デザインのみ)として60,000円とし、これに消費税10%を加算します。

(60,000円+60,000円)×消費税10%=132,000円

年間にかかる固定費

出店料は毎月100,000円かかりますが、半年分×2回払いとなっており、これに消費税10%を加算します。

100,000円×6ヶ月×2回×消費税10%=1,320,000円

上記の費用を月割りすると、売り上げに関係なく毎月121,000円の固定費が発生することになります。

<100個完売したときの従量課金>

楽天市場で100個完売(売上高440,000円)したときの従量課金

システム利用料

パソコン4.0%、モバイル4.5%の利率で徴収されることになり、先ほどの比率(40%:60%)を加味して計算します。

パソコンで販売
440,000円×4.0%×40%=7,040円

モバイルで販売
440,000円×4.5%×60%=11,880円

システムサービス料(向上施策)

プランに関係なく共通で、『がんばれ!プランのシミュレーション』と同じ計算です。

440,000円×0.1%=440円

システムサービス料(ポイント原資)

プランに関係なく共通で、『がんばれ!プランのシミュレーション』と同じ計算です。

440,000円×95%×1%=4,180円

システムサービス料(アフィリエイト支援)

プランに関係なく共通で、『がんばれ!プランのシミュレーション』と同じ計算です。

商材適用:440,000×15%×3%=1,980円

アフィリエイト・システム利用:1,980円×30%=594円

 

決済手数料

売上金額が100万円まではプランに関係なく共通です。

『がんばれ!プランのシミュレーション』と同じ計算です。

440,000円×3.5%=15,400円

全ての従量課金を合計すると、毎月41,514円の経費がかかることになります。

 

ケース1:送料をお客様に負担してもらう場合

売上金額から仕入金額、固定費(月割り)、従量課金を差し引くことで利益が確定します。

440,000円-110,000円-121,000円-41,514円=167,486円

1個あたり、1,674.8円の利益となります。

損益分岐点についても計算しておきます。

41個:-2,720.8円

42個:+164.1円

43個:+3,048.9円

 

ケース2:送料を無料(お店側で負担)にする場合

売上金額から仕入金額、固定費(月割り)、従量課金、配送費用を差し引くことで利益が確定します。

440,000円-110,000円-121,000円-41,514円-115,250円=52,236円

1個あたり、522.3円の利益となります。

損益分岐点についても計算しておきます。

69個:-1,467.2円

70個:+265.2円

71個:+1,997.5円

 

ケース3:送料無料かつ楽天市場の広告を使う場合

売上金額から仕入金額、固定費(月割り)、従量課金、配送費用を、広告費用差し引くことで利益が確定します。

440,000円-110,000円-121,000円-41,514円-115,250円-55,000円=-2,764円

1個あたり、-27.6円の損失となります。

損益分岐点についても計算しておきます。

101個:-1031.7円

102個:+700.7円

103個:+2,433.0円

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ライトプランのシミュレーション

<仕入れにかかる費用>

毎月1,000円で100個仕入れることになり、これに消費税10%を加算します。

1,000円×100個×消費税10%=110,000円

<毎月かかる固定費>

初回にかかる費用

初期登録費用として60,000円、ホームページ制作(デザインのみ)として60,000円とし、これに消費税10%を加算します。

(60,000円+60,000円)×消費税10%=132,000円

3ヶ月間にかかる固定費

出店料は毎月39,800円かかりますが、3ヶ月分一括払いとなっており、これに消費税10%を加算します。

39,800円×3ヶ月×消費税10%=131,340円

上記の費用を月割りすると、売り上げに関係なく毎月87,780円の固定費が発生することになります。

<100個完売したときの従量課金>

楽天市場で100個完売(売上高440,000円)したときの従量課金

システム利用料

パソコン5.0%、モバイル5.5%の利率で徴収されることになり、先ほどの比率(40%:60%)を加味して計算します。

パソコンで販売
440,000円×5.0%×40%=8,800円

モバイルで販売
440,000円×5.5%×60%=14,520円

システムサービス料(向上施策)

プランに関係なく共通で、『がんばれ!プランのシミュレーション』と同じ計算です。

440,000円×0.1%=440円

システムサービス料(ポイント原資)

プランに関係なく共通で、『がんばれ!プランのシミュレーション』と同じ計算です。

440,000円×95%×1%=4,180円

システムサービス料(アフィリエイト支援)

プランに関係なく共通で、『がんばれ!プランのシミュレーション』と同じ計算です。

商材適用:440,000×15%×3%=1,980円

アフィリエイト・システム利用:1,980円×30%=594円

決済手数料

売上金額が100万円まではプランに関係なく共通です。

『がんばれ!プランのシミュレーション』と同じ計算です。

440,000円×3.5%=15,400円

全ての従量課金を合計すると、毎月45,914円の経費がかかることになります。

 

ケース1:送料をお客様に負担してもらう場合

売上金額から仕入金額、固定費(月割り)、従量課金を差し引くことで利益が確定します。

440,000円-110,000円-87,780円-45,914円=196,306円

1個あたり、1,963.0円の利益となります。

損益分岐点についても計算しておきます。

30個:-2,554.2円

31個:+286.6円

32個:+3,127.5円

 

ケース2:送料を無料(お店側で負担)にする場合

売上金額から仕入金額、固定費(月割り)、従量課金、配送費用を差し引くことで利益が確定します。

440,000円-110,000円-87,780円-45,914円-115,250円=81,056円

1個あたり、810.5円の利益となります。

損益分岐点についても計算しておきます。

51個:-1,637.7円

52個:+14.7円

53個:+1,703.0円

 

ケース3:送料無料かつ楽天市場の広告を使う場合

売上金額から仕入金額、固定費(月割り)、従量課金、配送費用、広告費用を差し引くことで利益が確定します。

440,000円-110,000円-87,780円-45,914円-115,250円-55,000円=26,056円

1個あたり、260.5円の利益となります。

損益分岐点についても計算しておきます。

84個:-957.8円

85個:+703.6円

86個:+2,418.9円

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エンパワーメントプランのシミュレーション

<仕入れにかかる費用>

毎月1,000円で100個仕入れることになり、これに消費税10%を加算します。

1,000円×100個×消費税10%=110,000円

<毎月かかる固定費>

初回にかかる費用

初期登録費用およびホームページ制作にかかる費用はありません。

0円

年間にかかる固定費

出店料は毎月4,980円かかりますが、3ヶ月分×4回払いとなっており、これに消費税10%を加算します。

4,980円×3ヶ月×4回×消費税10%=6,5736円

上記の費用を月割りすると、売り上げに関係なく毎月5,478円の固定費が発生することになります。

<100個完売したときの従量課金>

楽天市場で100個完売(売上高440,000円)したときの従量課金

システム利用料

パソコン12.0%、モバイル12.0%の利率で徴収されることになり、先ほどの比率(40%:60%)を加味して計算します。

パソコンで販売
440,000円×12.0%×40%=21,120円

モバイルで販売
440,000円×12.0%×60%=31,680円

システムサービス料(向上施策)

プランに関係なく共通で、『がんばれ!プランのシミュレーション』と同じ計算です。

440,000円×0.1%=440円

システムサービス料(ポイント原資)

プランに関係なく共通で、『がんばれ!プランのシミュレーション』と同じ計算です。

440,000円×95%×1%=4,180円

システムサービス料(アフィリエイト支援)

プランに関係なく共通で、『がんばれ!プランのシミュレーション』と同じ計算です。

商材適用:440,000×15%×3%=1,980円

アフィリエイト・システム利用:1,980円×30%=594円

決済手数料

売上金額が100万円まではプランに関係なく共通です。

『がんばれ!プランのシミュレーション』と同じ計算です。

440,000円×3.5%=15,400円

全ての従量課金を合計すると、毎月75,394円の経費がかかることになります。

 

ケース1:送料をお客様に負担してもらう場合

売上金額から仕入金額、固定費(月割り)、従量課金を差し引くことで利益が確定します。

440,000円-110,000円-5,478円-75,394円=249,128円

1個あたり、2,491.2円の利益となります。

損益分岐点についても計算しておきます。

2個:-385.9円

3個:+2,160.1円

4個:+4706.2円

 

ケース2:送料を無料(お店側で負担)にする場合

売上金額から仕入金額、固定費(月割り)、従量課金、配送費用を差し引くことで利益が確定します。

440,000円-110,000円-5,478円-75,394円-115,250円=133,878円

1個あたり、1,338.7円の利益となります。

損益分岐点についても計算しておきます。

3個:-1,297.4円

4個:+96.2円

5個:+1,489.8円

 

ケース3:送料無料かつ楽天市場の広告を使う場合

売上金額から仕入金額、固定費(月割り)、従量課金、配送費用、広告費用を差し引くことで利益が確定します。

440,000円-110,000円-5,478円-75,394円-115,250円-55,000円=78,878円

1個あたり、788.7円の利益となります。

損益分岐点についても計算しておきます。

43個:-555.0円

44個:+838.6円

45個:+2,232.2円

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楽天市場出品のシミュレーションの関するまとめ

小売価格4,400円(税込)の商品を、仕入価格1,100円で100個を入庫し、1ヶ月以内に完売目標を立てた場合、通常のプランでは44.6%~55.6%、特別優待のプランでは56.6%の利益率を確保できることが分かりました。

ただし、楽天市場では、3,980円以上買い物した会員へ送料を無料にするようアドバイスしていますので、送料を負担すると、18.4%~30.4%の利益率となり、こちらが現実的な数値と言えそうです。

さらに、販売促進のためには、楽天市場の広告を使うことが大事となっており、出店者がよく利用する楽天RPP広告を使うと、利益率はかなり減少し、5.9%~17.9%まで落ち込むか、場合によっては赤字へ転落する恐れも考えられます。

今回は、原価率25%でシミュレーションしてしみましたが、楽天市場で成功にするには、原価率をさらに低く設定して、商材を仕入れる必要がありそうです。

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