ゆうちょペイとはどんなサービスなのか?
銀行系電子決済の導入を考えているのであれば『ゆうちょPay』のことも知っておくのは為になると思います。
ゆうちょペイを導入すると手数料はどれくらいかかかるのか?
ゆうちょペイ導入を検討している店舗経営者が気になる情報をまとめてみました。
ゆうちょペイとはどんなサービス?
ゆうちょペイは、2019年5月にサービスを開始したゆうちょ銀行が提供するQRコードを利用したスマホ決済サービスで、利用者はゆうちょ銀行の預金口座残高を上限としてキャッシュレスで加盟店への支払いがおこなえます。
ゆうちょペイへチャージ(電子マネー化)する必要がなく、デビットカードのイメージで専用アプリを使用して買い物ができる仕様となっています。
専用アプリに関しては、銀行系の3大QRコード決済サービス(通称:銀行系Pay)の1つである銀行ペイ(GMOペイメントゲートウェイ)を採用しています。
既に『はまペイ』等で実績がある銀行ペイと提携している銀行(現在は11銀行)のいずれかに加盟していれば、どのお店でもゆうちょペイの利用が可能となっています。
※ゆうちょ銀行、横浜銀行、福岡銀行、熊本銀行、親和銀行、沖縄銀行、北陸銀行、北海道銀行、りそなグループ(りそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行)
<ゆうちょペイ(アプリ決済)【店舗決済】>
店舗でQRコード決済ができます。
端末はスマホ・タブレット(iOS端末、Android端末)で操作可能
専用アプリをダウンロード
ワンタイム型
例)
お客様:コード払いを告げて一般向けアプリを起動
お店:加盟店向けアプリを起動して決済金額を入力
お店:決済用QRコードを生成、提示
お客様:QRコードを読み取り、決済を実施
<ゆうちょペイ(専用端末決済)【店舗決済】>
店舗でコード払い決済(バーコード、QRコード)ができます。
端末はコードをスキャンできるPOSやレジで操作可能
ゆうちょペイを読み取れるように改修する必要あり
ワンタイム型
例)
お店:レジ打ちにより合計金額を提示
お客様:コード払いを告げて決済用コードを生成、提示
お店:スキャナーでコードを読み取り、決済を実施
ゆうちょペイ導入にかかる費用
ゆうちょペイの導入方法
ゆうちょペイ(アプリ決済)
スマホ・タブレット(iOS端末、Android端末)の実費
ゆうちょペイ(専用端末決済)
POSやレジの改修費用の実費
利用環境
インターネットもしくは専用回線が使える環境が必要です。
初回契約料
公表なし
決済手数料
0円(無料)
入金
入金手数料
公表なし
※決済手数料は、別途ご案内いたします。
入金回数
決済日の翌営業日
※一日分の決済金額をとりまとめ決済の翌営業日(14時)に送金
ゆうちょペイの導入方法と審査期間
ゆうちょペイの導入はこちら(公式サイト)
→ https://www.jp-bank.japanpost.jp/hojin/cs/yuchopay/hj_cs_yp_index.html
・申込方法(法人・個人事業主共通)
全国の法人サービス部からの案内を受けて申込書を記載のうえ申請
・審査期間
公表なし
・審査に必要なもの
公表なし
・審査の注意事項
加盟店になるには条件が必要
※導入内容によっては、条件等を調整させていただく場合がございます。
※お申し込み・お問い合わせは、お客さまの事業所と同じ都道府県にあるゆうちょ銀行支店・店舗の法人サービス部で承っております。
引用:https://www.jp-bank.japanpost.jp/hojin/cs/yuchopay/hj_cs_yp_index.html
ゆうちょペイ導入に向いている業種と理由
ゆうちょペイは利用者、店舗の両方が共通してゆうちょ銀行に口座を持つ必要がありますが、総支店数24,000店以上、ATM設置台数28,000台以上と、全国規模の銀行ということもあり大勢の利用者が存在しています。
ゆうちょペイの利用者は無料でアプリを手に入れることができますので、多くの潜在的なユーザーがいると言えるでしょう。
全国を股に掛けた利用者が、加盟店でのゆうちょペイによる買い物をすることを考えれば、業種や規模に関係なく加盟店へなることに何ら抵抗はないと思います。
残念ながらクレジット決済や電子マネー決済の仕組みがありませんので、ポイント還元のサービスが受けられないのはマイナス要素となっています。
他店との差別化を図るには、お店オリジナルのクーポンや優待情報をアプリのプッシュ通知機能を使って集客するのが得策と言えるでしょう。
ゆうちょペイのキャンペーン情報まとめ
公表なし
参考)
加盟店サポートの一環として利用者大量獲得の施策をゆうちょ銀行がおこなっています。
利用者向け(ゆうちょPay デビューキャンペーン)
先着100万名様
現金500円プレゼント(預金口座へ入金)
2019年5月8日から2019年9月30日まで
※対象人数に達し次第終了
★★★ おすすめ記事 ★★★
人気ブログランキング
にほんブログ村